臍下丹田を鍛えて艶と張りのある声を!

「おおい元気ぼっくす」の中でも好評をいただいている「スポーツボイス」。

歌手から俳優、アナウンサー等「声のプロ」を数多く指導されている東哲一郎さんが開発されたボイストレーニングです。

「声に艶と張りを!」をモットーとしたユニークな指導法。その特徴のひとつに「臍下丹田(せいかたんでん)をポイントとした呼吸・発声法」があります。

「臍下丹田」とは・・・・・・。

江戸時代の医学者・貝原益軒の『養生訓(巻第二)』に記載があります。

「臍下三寸を丹田という。腎間の動気ここにあり。・・・・・・養気の術つねに腰を正しくすゑ、真気を丹田(たんでん)におさめあつめ、呼吸をしづめてあらくせず、・・・・・・胸中に気をあつめずして、丹田に気をあつむべし」。

丹田とは具体的な形のあるものではありませんが、気のあつまるところ、生命力が生まれるところといったらよいでしょうか。座禅の時など、体中の気をここに集めると精神統一できる、といえばなんとなくニュアンスは伝わると思います。

東哲一郎さんのホームページでも、

・「臍下丹田」は実際に何かがあるわけでは無いので繰り返し練習して下腹にチカラを

入れる「こつ」のような物を覚えましょう。

​  ・「お腹から声を出す」と言われているポイントが「臍下丹田」。

​​   その臍下丹田をに向かって筋肉を絞ることで息を吐く筋肉を鍛えます。

   正しい腹式呼吸はお腹に息を吸うのではなく「お腹で息を吐く」呼吸です。

とあります。

また、具体的なトレーニング方法として

  ・「声は出さずに息をはく」こと。

​  ・おへそで背骨を押すようにお腹を引っ込める

・お腹と背中がくっつくようにぺたんこにしながら、骨盤(腸骨)の前に飛び出した部分

「ASIS」を中心に寄せるように両腕で天井を押しながら「臍下丹田」を確認する

・素早く2回お腹を引っ込める。

・素早く3回お腹を引っ込める

・身体を回旋させながらお腹を引っ込める

・膝に手をおいたまま臍下丹田にアクセスする

・素早く短い息を吐く

・3拍長く息を吐く

・7拍長く息を吐く

とあります。

いかがでしょうか!

みなさんも「スポーツボイス」で臍下丹田を鍛えて、若々しく、艶と張りのある声を手に入れてみませんか。

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