耳より情報『歌の豆(まめ)』
Vol.1 「冬場の、のどケア」
このコーナーは「耳より情報『歌の豆(まめ)』編」として、みなさまに歌をより楽しんでいただくための豆知識、ちょっとしたポイントを歌好きな友人たちとともにご案内してまいります。
第一回目の今月は、「冬場の、のどケア」です。
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いよいよ寒い季節になってきましたね!
冬本番。カラオケ大好きな、あなた!
のどかぜの予防は大丈夫ですか!?
空気が乾燥してくると、有害な菌が繁殖しやすくなります。それが口や鼻から侵入。悪さを働いて、私たちはかぜをひいてしまいます。
喉を乾燥から守ること。それが健康への近道。かぜ予防の第1歩。そしてなにより美声を維持するためには大切なことです。
マスクをしたり、加湿機をつけたり。
喉の潤いを保つ方法は沢山あります。
みなさんはどんな工夫をされていますか?
一番手短な方法は、やはり「水を飲む」ことでしょう。
ポイントは、「しょっちゅう・まめに」「ちょびちょびと」。
(ノンアルコールでお願いします!? 笑)
注意しなければならないのは、熱い烏龍茶などもお口の中を殺菌してくれるのですが、これが歌うときには問題がありまして・・・・・・・・・。
(喉に良いとか悪いというのは「健康的に良い」ということと「声が出やすくなる」という目的の違うふたつの価値観がある、と著名なボイストレーナーの方も言われています)
実は、お茶は喉の粘膜まで洗い流してしまうんですね。そうすると、歌うときの喉の負担が増してしまい炎症を起こしかねないのです。
歌うときに「どうしても烏龍茶を飲みたい」という方。
例えば、一つの方法として烏龍茶と一緒に油っこい物をとってみてはいかがでしょうか。
「油がのどいいい」というのは、ちょっとした都市伝説のようで科学的根拠は不明なようですが、けっこう実施されている方もおられるようです。
自分にあった「のどケア」のやり方・・・・・・。
これを機会にいろいろ試してみることもありですね。
さぁ、もうすぐ忘年会。
しっかり「のどケア」をして万全な体制で臨みましょう。