高次脳機能障害情報交換会

前の日本脳外傷友の会の代表の東川さん、埼玉県鶴ヶ島市の家族会「こもれび」の草嶋さん、埼玉県狭山市の「家族会さやま」の小森さんが「おおい元気ぼっくす」に来られました。

いろいろお話をうかがう中で感じたのは、やはり「まだまだ高次脳機能障害についての認知度が低い」ということ。

これまで諸先輩方の努力を無にしないためにも、まず自分でできる地道な活動が必要と実感しました。

今回は、「高次脳機能障害とはどういうものか」というについて簡単に説明したいと思います。今後は情報交換の内容をもとにした具体的な事例を紹介します。

高次脳機能障害とは・・・・・・

病気や事故等の様々な原因で脳が部分的に損傷されたために、言語・思考・記憶・行為・学習・注意などの知的な機能に障害が起こった状態。

例えば・・・・・・

  • 注意力や集中力の低下
  • 比較的古い記憶は保たれているのに新しいことが覚えられない
  • 感情や行動の抑制がきかなくなる

「状況に合った適切な行動が選べなくなり、日常生活に支障をきたしてしまう」という日常生活・社会生活上での問題が発生してしまう。