第2回 セルフマネジメント支援講座
昨日、「脳卒中後の諸問題 セルフマネジメント支援講座」(癲癇・うつ・高次脳機能障害・身体障害etc)を受講しました。1月25日に受講した講座の2回目です。今回も、当事者の方やご家族、支援者の方など約30名が参加されました。
今回特に学んだのは、「セルフマネジメントを誰かと一緒にやる」ということです。
お話をざっとまとめると、
・セルフマネジメントを支えるネットワークには「専門家」「国」「ボランティアグ ループとコミュニティグループ」「個人・コミュニティ」などの4つがある
・セルフマネジメントを支援するとは「人々に情報提供および支援を行い、本人が自らの症状を理解し、適切な行動に移すことによって、より優れた自己管理を行うことができるようにすること
・セルフマネジメント支援の具体的内容
- アクセス可能な情報の提供
- 患者と専門家のためのコミュニケーション訓練
- セルフマネジメント技術を高める
- セルフモニタリング
- 文章・タブレット・ビデオの使用
ということです。
当事者家族として、そして支援者として重要なのは、伝えるため、理解してもらうための「手段や道具」の活用であると感じました。そしてその手段や道具も、専門的なものではなくても、日常われわれが使っているものを組み合わせたり使い方を工夫したりすることで十分有効活用できると感じました。
そこを考え、実行することこそ「家族介護者・支援者としての支援」であると思いました。